カミングアウトをして就職活動をしてきたFtMの僕が接客業を選んだ理由

 
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どうも、FTMのけーとです。僕はFTMであることを隠さず、カミングアウトした上で就職活動をしてきました。

今の時代、IT業界がものすごく伸びていると聞きます。働き方も在宅や起業するなど様々で、選べるようになってきたかと思います。そんな中でなぜ、企業に就職することを選んだのか書いていきます。

地方ではワークスタイルを選びにくい

まず僕が住んでいる地域性です。東北寄りの北関東圏内に住んでいる僕の地元には、大手自動車メーカーの工場が多数存在しています。また、文化遺産に登録された建築物もあり観光地としても有能です。それ故に営業職や接客業、工場勤務の求人が多くを占めているように思います。農家も多いです。

個人的にはホルモン療法を5年続けてきた今、今後の身体の負担や体調の変化に対応できるような働き方を模索しています。

様々な職種の中から接客を選んだ理由

僕は現在某コスメブランドにて店頭スタッフをしています。接客業ですね。実家は理髪店を営んでいますが、僕は継ぐことを選びませんでした。

これまで転職を繰り返してきましたが、すべて人と直接関わる仕事を選んできました。僕がこのような生き方の選択をすることは僕の価値観で決めたわけであって、人の数だけ価値観はあるはずだと考えているからです。接客業はその人の価値観を聴いた上で、自分ができる最善の提案を繰り返します。それがとても面白い!(笑)

その先で購入に繋がったり、お客様から「ありがとう」と言っていただけた時は、僕が提供したサービスを評価されているので自分に自信が持てるのです。知識やスキルを磨くことはすべての仕事に精通していますが、特に接客はすぐに結果に出てわかります。

時々、勘の鋭いお客様から「男なの?女なの?」と言われますが、大抵「どっちに見えていますか?」《男かな?》「じゃあそれで合ってます^^」で終わりにしてます。接客中に起きる、あるあるもいつかまとめておきますね。

ありとあらゆる覚悟

GID当事者でも、カミングアウトの有無を問わずに働き方は選べるはずです。地域性で尻込みするのであれば、引っ越すという手段があります。やりたい仕事をするかしないかは、GID当事者であることはあまり関係なく、自分の人柄と能力、相手側の理解度が重要です。企業に属するのであれば、それなりの勇気と覚悟が要ります。就職してからのトラブルを避けるためにも、面接や職場見学において相手を見極める力も必要です。

終わりに

8年前に自ら命を絶ってしまったGID当事者のニュースに胸を痛めました。それについて別記事で書いていますので、良ければご一読ください。

 

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