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アラフォーライターのりさいくです。
GID、性同一性障害(今は性別違和?)と呼ばれるFTMやMTFは治療を開始するとまずホルモン治療から開始します。
さてそのホルモン注射の病院は皆さんどうやって探していますか?
前に知識のない病院でホルモン投与してたら過剰摂取になっていた話いう記事で病院のあれこれについて書いたのですが、とある有名なクリニックで起きたとても悲惨で怒り心頭な事件をお話したいと思います。
大病にかかり病院にその旨を伝えたことから始まる
数年前、突然大病をしました。1ヶ月半ほど入院、杖をつかないとしばらく動けない状態になりホルモン注射に行けない状況に陥りました。
退院後、ホルモン注射を打とうといつも通っていた病院へ行ったのです。
元々あまり対応が好きではない病院でした
多分この業界ではとても有名なクリニックで院長もよくテレビに出ています。
名医みたいな取り上げられ方をしていますが。。
まずこの病院へ通うようになったのは、まだインターネットで情報が普及していないころからこの病院がホルモン治療をしていること、胸の手術をしていることで有名でした。
いち早くから性同一性障害の治療を開始していたので症例もたくさんあるとのことだったので頼って診察を受けたのです。
ここの病院は基本、自分の病院で胸オペをしないなら注射を打つことをあまり快く思っていないようでした。(その後、やはり胸オペをする約束の元、投与するというふうに変更になったようです。)
僕はすでに戸籍も変更していたことや古くから通っていたこともあり「しかたなく」対応していたように思います。
病気したなら注射は打たないよ
今でもはっきり覚えています。
僕は病院側に自分が大病をしたこと、既に寛解していること、注射が打てなくて更年期のような症状になっていることを伝えました。
すると帰ってきた言葉はこんな言葉でした。
「あー、病気したならもう注射はうちでは打たないで」
え・・・?
僕は耳を疑いました。
「注射のせいでその病気になったとか、また再発するとかになったらやっかいだから今日だけは打っていいけど、次からは遠慮してね」
僕は言葉を失ってしまいました。
仮にもここは性同一性障害の治療を大々的に行っている病院で精神科と提携していて診断書も取れるような病院です。
親身になってくれるどころかやっかいものとして追い出そうとしていたのです。
病院の見極めはとても大事です
どんなにいい先生でも知識のない先生だと過剰摂取になるし、知識があっても傲慢な経営をしている病院だといいように扱われる。
なので、誰かがこの病院はいいよ!と言ったりしても自分にとって合うか合わないか見極めることが大切です。
最近は戸籍変更もして埋没して生活しているので、自分がホルモン投与をしていることや、FTMであることすら忘れてしまいそうになります。
でも治療している限り他の病気になる可能性は十分にあります。
その時にしっかり対応できるかどうか、その病院で本当にいいのか見直してみてください。
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*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。
