2017年4月8日更新

FTM・FTX体験談

膣が濡れるということに関してどう思うのか

FTMは身体的には女性なので膣があります。そして、セックスの時やオナニーの時、Hなことを考えた時には濡れてしまいます。
そのことが嫌で、膣閉鎖手術をするFTMもいるようです。
今回は、FTMである私が、膣が濡れることに関してどう思うかを書いていきます。

すごく嫌だった

20代半ば頃までは、すごく嫌でした。
そもそも、膣に何かを入れるということに、とても嫌悪感を持っていました。

ですから生理のときも、タンポンを入れたことはありませんでした。オナニーのときも膣は使いません。GIDの治療の過程で婦人科の内診があるのですが、そのときにあまりに私が嫌がったため、膣ではなく肛門からの診察に切り替えられたほどです。
膣が濡れるということは、そこに物を挿入しやすくする、とりわけ男性のペニスを挿入しやすくするということになります。
膣に挿入するための機能ということで、私は膣が濡れるということがすごく嫌でした。だから膣閉鎖をしたいと思っていました。
女性の器官である膣に男性のペニスを入れられるということは、男性ならばありえないことなので、男性でありたいと思う私にとって、それは受け入れがたかったのだと思います。

ゲイセックスをする中で変化が

その気持ちに変化が起きていったのは、20代半ばごろにゲイの彼氏と付き合い、セックスをし始めてからです。私はFTMゲイのため、男性とのセックスをします。
膣へのペニス挿入はしなかったのですが、膣に指を入れたりはしました。そのような中で、膣への挿入に対する嫌悪が弱まっていきます。それとともに、濡れることへの嫌悪感も少なくなっていきました。

むしろ指を入れるときには、濡れていたほうが痛くなくて助かると感じました。

嫌ではないけど困る

そして現在ですが、濡れることへの嫌悪感は特にありません。膣そのものに対しての嫌悪感、挿入されることへの嫌悪感が弱まったためでしょう。
なので膣閉鎖の手術は行いませんでしたし、するつもりもありません。私は尿道延長まで手術を受けたのですが、その病院では膣閉鎖はやっていないと言われました。なので、別にしなくていいと思ったのです。
とはいえ、濡れることが良いと思っているわけでもなく、どちらかといえば濡れないほうがいいとは思っています。
なぜなら、エッチなことを考えたリ、オナニーのときにパンツが濡れてしまって、不便だからです。とくに男性用のパンツは、女性用ショーツのように股部分が二重になっていないので、油断するとズボンにまで染みてしまいかねないので危険です。
また、尿道延長後は膣が小さくなり、中に挿入することは不可能になりました。なので、セックスのときにも、濡れることは必要がないので、濡れることのメリットも特になくなってしまいました。

さいごに

膣挿入をしないFTMの場合は、程度の差はあれ、膣が濡れることには否定的なイメージの人が多いと思われます。ヘテロセクシャルのFTMだと、男女としてセックスしているのに、女性とのセックスの最中に膣が濡れることで、自分が女性だと感じさせられ、嫌な気持ちになる人もいるようですね。
ただFTM同士でも、こんな話はあまりしないので、他の人の気持ちは正直わかりません。私のこの文章がひとつの参考になればと思います。

 

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熊野海斗

熊野海斗

戸籍変更・SRS(内摘・尿道延長)済の30代FTMゲイです。トランスとしての体験談に加え、FTMゲイという観点から、性指向の問題についても執筆していこうかと思います。

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