
すけさん

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幼い頃から自分は男だと思い、男として女の子が好きでした。良いなと思ったらすぐさま声かけをしていました!今では考えられません(笑)
自分はズボンで当たり前
「男はズボン、女はスカートを履くもの。」
そうなんだ。そういうものなんだ。
いつそんな事を誰に教えられたかは記憶にないです。幼い頃はよくズボンを履いていましたが、スカートを履いた日もありました。スカートを履くとなんとも言えない、違う感じがしました。
いわゆる違和感ですね。
幼い頃は親が選んでくれた服や御下がりを着るので適当に着ていた感じです。灰色を背景に赤い薔薇の模様のワンピーススカートを履いて親と園児友達たちとのカラオケBOX…あの時は、自分の気持ちを表す言葉が分かりませんでしたが、すごく嫌な気持ちになりつつもそんな自分を無視しました。
それを直視するのがすごく怖かったからです。スカートを体が嫌がっていました。その時から、スカートをプライベートで履くのを拒否し始めました。
小学4年の頃、自分の意思で服を選べるようになりかっこいい男物の服を着ていました。それが当たり前だと思ったからでした。
Kちゃん
小学に上がると毎日制服!そうスカートの日々です。まぁそんなの慣れてどうでもよくなります。制服なのでそう思うしかありませんっ(笑)田舎の小学校なので全校生徒の人数は少なかったです。
そんな事より、給食!ゲーム!アニメ!女の子!そんな事ばかり考えていました。園児の頃から美人なお姉さんが好きでした(笑)抱きついたりデレデレしたり好き放題でしたよそれはもうすみませんm(_ _)m
僕が小学1年の頃、はじめての登校で途中から一緒になる人達。登校班は違いますが、その中に居た高学年の超好みの超かわいい女の子!鼻の下が伸びました。
感情がすぐ顔に出てしまうんですが、照れ隠しでニヤニヤするのを何とか隠したくて変な顔になっていたと思います。その頃の、鼻の下が伸びた顔の写真があります。
その時からKちゃん(仮名)の事ばかり考えていました。見られると恥ずかしいけど、すごく嬉しかったです。
目が合ってジッと見られるとすぐ顔が真っ赤になってました。もう結婚したかったので告白しましたが、
「女の子同士は結婚出来ないのよ。」と言われ、自分は男だと言っても分かってもらえず泣いてキレてそして謝った思い出があります。自分はおかしいのかと思い始めました。ですが、男は好きになれません。
可愛いと思った女の子が居たらすぐに話しかけていました。ですが好きな女の子とは報われないんだとも思っていました。そんな自分を認めたくありませんでした。
やって来た確信
小学生の頃の僕は、人見知りせずに誰にでも話しかけれる明るいひょうきんな子供でした。嫌な事があってもすぐ忘れて、好きな事をしていました。もちろん勉強はしてました。
忘れたつもりでも心の底では引っかかっていました。何か、このままではいけない何かがある。
そのまま中学に上がると、男は男と、女は女のグループで連むようになります。体の成長期なので男女で違いがハッキリしてきます。
どうして声が低くならないのか?
どうして自分は女なのか?
休日になると仰向けになって天井を見ながらそんな事を夕方になるまで考えていました。
あの頃はTVで上戸彩さんが、金八先生で性同一性障害の役を演じていました。衝撃でした。家族と一緒に観ていたので、バレないかと怖くて冷や汗をかいていました。
中学生の頃、親が携帯を買ってくれました。インターネットで「レズ」と言うワードで検索しました。何故かと言うと、女の子に告白をして以来ずっとレズといじめられるようになったからです。
LGBTの意味を初めて知りました。そして、僕はLではなくTなんだと強く確信をしました。
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*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。
