2017年1月20日更新

法律

子ども欲しい、けど、性同一性障害 ~だからこその希望~

少子化の社会ですが、「子どもがやっぱり欲しいよ」と考えているご夫婦・カレカノは、やっぱりまだまだ多いと思います。社会事情が変遷してきてるとは言え、そんな感情を抱くのは、決して責められることではないでしょうから。

 私もそうです。彼とは、ちょっと怖くってまだ真剣に、話し合ったことはないんですけどね。

 だって、どこかに。「こんな私と、付き合ってくれてる」って言う、負い目みたいのがあるんですよ。話を切り出すのが怖いんです。

 まあ、それはさておき。性同一性障害の場合は、二人の間に子どもが授かることは、まずないですよね。私で言えば、ココロは女の子でも、身体は男の子。ではあっても、男性としての生殖機能を、「いらないよー」と思っている(と言うよりも、もっと強い感情ですが)ので、事実上、不可能なお話。この先にSRSを受けたとしても、女性としての生殖機能は備わりませんもの。

 以前に、年下のリア友女子と話してたときに。「だったらさ。養子を、って手段もあるんじゃん?」、と言われたことがあるんですが。ご承知のように養子縁組は、とても難しいことです。当たり前ですよね。一人の子の、ひいては一人の人生を決定付けて、ちゃんと社会に送り出す。その先も、もちろん。そんな責任が生まれるんです。気軽に、「子どもが欲しいから」じゃ、済まされません。審査審議が厳しいのも、当然と言えます。

 では、性同一性障害である限り、子どもを育てることは不可能なのでしょうか? そんなことはないと思います。例示してみますが、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭……。そのほかにも、たくさんたくさん。子どもと関わるお仕事、間接的ではあるかもしれませんが、子どもを育てるお仕事や立場は、社会にたくさんあります。

 私で言えばですが、「近所のお姉ちゃん・おばちゃん」となっても、全くかまわないじゃない、と思います。むしろのこと、地域社会での子育て力が低下し、失われつつある中。とても大切な役割なんじゃないかなと、考えています。

 性同一性障害は、たしかに大変な障害ではあると思います。ですがその分、大きな可能性や希望を秘めている、そんな障害とも言えるんじゃないでしょうか。絶対に、子どもと関われないわけじゃない。産まれながらに、ズレてしまった性を持っているんです。だったらそれを、強みに変えられる機会は、目を凝らしてみれば、たくさん見つかるんじゃないかと。楽観的かもしれませんが、私はそんなことを信じています。

 

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越谷 朋美
5月7日生まれで、のんびりな牡牛座。GIDで、MtFです。注射開始からもうじき2年。精神にもたくさんの障害が。でも、女の子の身体を取り戻すべく、日々奮闘治療中。いつか心と一致した身体になれると、夢見がちテイストな毎日を送っています。パス度は、無きに等しい痛い人。ブログは気が向きましたらどうぞ。→MtFだよ♥女の子だよ♀

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