2017年3月4日更新

FTM・FTX体験談

FTMゲイこんな人とは相性が良い。理想のパートナーを見つける方法

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熊野海斗

熊野海斗

戸籍変更・SRS(内摘・尿道延長)済の30代FTMゲイです。トランスとしての体験談に加え、FTMゲイという観点から、性指向の問題についても執筆していこうかと思います。

FTMゲイが、理想のパートナーを見つけるにはどうすればいいでしょうか。
FTMゲイという独特の条件から、パートナーを見つけるのに困難があります。また、その相手と相性が良いかどうか、どうやって見分ければいいのでしょう。
私の経験をもとに書いていきます。

FTMゲイの困難

FTMゲイの場合、そもそも出会いの機会を見つけることが難しいです。
まずゲイであることで、一般的な出会いの場は使えません。

そういう場は、男女カップルということが大前提だからです。FTMが、女性として参加すれば、男性との出会いは望めるでしょう。でも、あくまで男同士としての関係を望むFTMゲイとしては、それは不本意だと思う人が多いですよね。
では、ゲイの出会いの場ならいいのかというと、今度はFTMであることが壁になります。

私はゲイの方に、「身体も完全な男でないと、パートナーとしては対象外」と言われたことがあります。もちろん、すべてのゲイの人がそう思っているわけでもないでしょう。それでも、身体が完全な男性のものでないことに引け目を感じ、ゲイの中に入っていくことはできないでいます。

どうやって出会うか

私の場合は基本的に、友達から発展するというパターンをとります。
まず、友達である期間の存在が重要だと思っていて、最初は男性同士の友達としての付き合いを持ちます。そもそも友達を作るのが苦手、人間関係が苦手という人を除き、FTMが男性の友達を作るのはさほど難しいことではないでしょう。
たくさん友達がいれば、その中にかなり親しくなる人もできてきますよね。
私の場合、このような友達、つまりかなり親しくなった友達というのが理想のパートナー候補となります。なぜでしょうか。

私の理想のパートナーとは、以下の記事に書いたような人になります。
FTMゲイとして、結婚したいと思える理想のパートナーとは
つまり、「私を男だと見てくれ、対話ができ、物事を考える人」です。男同士の友達であるなら、相手は私を男と見ています。かなり親しくなれるような友達というのは、対話ができるのは必須だと思います。そして、「親しい友達」というのは、単なる遊び友達ではなく、深い話、自分の正直な話をできる人だと私は考えています。
したがって、親友ともいえるような男性の友達というのが、私の理想のパートナーの条件を満たすことになります。

友達から恋人への段階

ここまで来たら、FTMならではの強力な武器が使えます。それはカミングアウトです。ゲイであることのカミングアウトではなく、あくまでFTMであることのカミングアウトです。
これは、関係の親密さの進展に、プラスに働く面が大きいです。すでに親しい友達という前提があるので、親しくなれている段階で、普段からLGBTなどに否定的・差別的な人は除外されているはずです。

最近は性同一性障害の知識が広まったこともあり、FTMのカミングアウトが友人間でマイナスに働くことは、あまりなくなったように思います。
そして、確率はあまり高くないですが、相手の男性がゲイまたはバイセクシャルであった場合、向こうからのカミングアウトが期待できます。

こちらがセクシャルマイノリティとわかった以上、危険性がないと判断されるからでしょう。こうなれば、もう告白すればいいですよね。うまくいくかは別として、付き合えなくても、ゲイであることを否定され、友達関係が崩壊するような心配はなくなります。私はこのパターンで、ゲイの彼氏と付き合うことになりました。
多くの場合は、相手はゲイではありません。その場合、恋愛関係になることの可能性が低くなるため、告白するかどうかはよく考えたほうがいいでしょう。ただ、この場合でもFTMであることはプラスに働きます。おそらく、もともとは女性だった、完全に身体が男性でない、ということで、相手の男性の抵抗感が薄れると思われます。
ただ、過信は禁物だと思います。私はFTMであることを受け入れてくれていた友人に、ゲイであることを伝え、告白した結果、友人関係が壊れたことがあります。

異性愛者の男性にとって、ゲイというものが、とりわけ自分が恋愛対象とされることが、いかに抵抗のあるものかということを思い知らされた出来事でした。

LGBTの集まりで友達をつくる

以上のような方法だと、とても効率が悪く、付き合える可能性がかなり低いと思われるかもしれません。その通りです。でも、FTMゲイというものの認知度が低く、さらに昔はLGBTというものも表面に出てこず、私は地方に住んでいるので、そうするしかなかったといえます。
ただ、現在はLGBTという言葉が広まり、地方ですらイベントや当事者の交流の場ができています。
そういう場で良い友達を作ることができれば、もっと可能性が広がるかと思います。

さいごに

結論としては、まずは友達を作ることから始める、ということですね。私のパートナーの理想像というのは、親友という存在と近い位置にあると思います。ですから友達として一緒にいて楽しい、信頼できる人は、そのまま理想のパートナーへと繋がっていくことになります。

 

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戸籍変更・SRS(内摘・尿道延長)済の30代FTMゲイです。トランスとしての体験談に加え、FTMゲイという観点から、性指向の問題についても執筆していこうかと思います。

*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。

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