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我が家には2人の子供がいます。
2人とも嫁の連れ子で、年齢的には大きいです。
嫁とお付合いをはじめた頃に子供達とも会い、個々それぞれと面談しました。
品定めされたのは僕の方ですが(笑)
子供がいるパートナーとのメリット
子供がいるパートナーとの結婚してのメリットは何と言っても「子供はまだか?」と言われることが圧倒的に少ないことです。
そして、「実子は欲しくないのか?」と聞かれることも時々ありますが、もし聞かれても「この子達がいるので十分です」と言って流せることが強みです。
ただ、子供いるということはその分悩みも出てくる
FTMという部分ではやはり過去です。
僕はまだ子供達に自分の素性を伝えていません。
出会った時点で子供達の年齢はそれなりに大きく、伝えるべきか、伝えるならどのタイミングか未だに悩んでいます。
理由の一つは陰茎形成まで終わっていないため、そしてもうひとつは以前戸籍変更済みだけど、ふと思い出す「FTMだという瞬間」の記事にも書きましたが、戸籍謄本や抄本を取った際にオブラートに包まれながらも痕跡が記載されることです。
きっと、陰茎形成まで済んでいない人は自分がGIDであることをパートナーの子供の年齢に関係なく伝えるべきか悩むことだと思います。
僕は最後のステップまでSRSを受けたいと思っていましたが、年齢的なことや100%ではないというリスク、家族を養っていくという経済面などを考慮して断念しました。
陰茎形成まで済んでいれば、老後の介護や亡くなった時にバレる可能性もかなり低くなります。
しかし、子供がパスポート申請や何かで謄本や抄本を取った場合、僕の項目の欄に「特例法113」や「法律111号3号」などの記載に疑問を持ち、ネット検索されたら一発でわかってしまいます。
そう考えると、他から知るよりも自分自身の口から伝えた方がいいのではないかと思うのです。
最後に
子供を作ることが出来ない分、子供がいるパートナーと結婚したことはいろいろな意味でよかったこともありますが、大きな壁も存在します。
しかし子供達にとってどういう存在になるかは、関わり方や向き合い方次第なので、僕自身努力していかなければならないところです。
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*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。
