2017年9月12日更新

FTM・FTX体験談

FTM夫との子作りについて

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川崎和真

川崎和真

平成生まれのFTMts。SRS(陰核陰茎形成術)後に、戸籍訂正、結婚。そして、AIDにより子どもを授かり、現在2児の父。当事者としての立場と子を持つ父としての立場で執筆していけたらと思います。

先日、「FTMが子どもをもうけるためにパートナーと話したこと」の記事をアップしました。

その記事の中で「AID」について触れていますので、今回はそのAIDについて書いていきたいと思います。

 AIDとは

AID(Artificial Insemination with Donor’s semen)とは、非配偶者間人工授精といい、パートナーの女性の子宮内に第三者から提供された精子を注入して妊娠をはかる方法です。(慶應義塾大学医学部 産婦人科学教室より引用)

引用元の慶応義塾大学では、洗浄された精子をカテーテルを使って子宮内へ注入する人工授精でAIDが行われています。

AIDをドナーからの精子を使用した人工的な授精と直訳するのであれば、「セルフAID」とも呼ばれる「シリンジ法」も、AIDに含むと思われます。

 シリンジ法とは

シリンジ法とは、精子を針の無い注射器(シリンジ)でパートナーの膣内に注入する方法です。

一般の夫婦において、セックスレスや勃起不全の場合にも、この方法がとられることがあります。

誰から提供してもらうか

FTMには精子は存在しませんので、パートナーが妊娠するためには第三者からの精子の提供が必要となります。

その提供元となる提供者は大きく分けて4つに分類されるでしょう。

1、父や兄弟といった親族からの提供

2、病院指定の精子提供者

3、精子提供を行っているグループ(いわゆる精子バンク)や個人で精子提供を行っている方からの提供

4、海外の精子バンクの利用

 

1から3の選択については、FTMが家族を築いた実績のある選択です。

4については、私は直接耳にしたことがありませんが、レズビアンカップルがこの方法で妊娠、出産したケースをブログで目にしたことがあります。

まとめ

医療機関で行う人工授精にも、シリンジ法にも、それぞれのメリット、デメリットがあります。

また、医療機関で行うAIDと自分たちで行うシリンジ法を比較した場合、シリンジ法の方がリスクが高いといえるでしょう。

そのリスクをどこまで負えるのか、どのようにしたらそのリスクを最低限に抑えられるのか、ということもポイントとなってくるのではないかと思います。

一方で、AIDに関する情報をまとめることは、AIDを推奨することではありません。

生まれてくる子どもの意思無く決定されるこの問題は、2人だけで安易に答えは出してはいけない問題だと私は思います。

 

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川崎和真

川崎和真

平成生まれのFTMts。SRS(陰核陰茎形成術)後に、戸籍訂正、結婚。そして、AIDにより子どもを授かり、現在2児の父。当事者としての立場と子を持つ父としての立場で執筆していけたらと思います。

*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。

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