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どうも、けーとです!今回は僕が恋愛をする時、どうやって好きな人に告白・カミングアウトしたのか書いていきます。
ホルモン療法を始める前
見た目のパス度は十分だったと思いますが、その当時は声を出せば簡単にリードされていたと思います。専門学校や社会人1年目はボウズ頭にもしていたのですが、声を出してしまうと、僕のことを知らない人は見た目とのギャップに必ずマジマジと見つめてくる、そんな日常でしたのでいつも気を張っていました。
自分はどうみられている?
僕の性的指向は異性愛者(自分の性自認からして)なので、女性を好きになった時、必ずそこで《まず何をどういうべきか…》と悩んだものです。
ホルモン注射を始める前の僕が気にしていた事は、その人とお付き合いができるかどうかよりも《相手が自分を男性として認識してくれているかどうか》という事でした。
たまに、レズビアン(女性同性愛者)の人に好かれることがありましたが、丁重にお断りしていました。僕は女の子じゃないからです。女性として好かれたら悲しいという思いもありました。
いざ告白!でも…
日頃の会話やメールによって、相手のジェンダーアイデンティティ(性同一性、性自認とも)や性的指向、好きなタイプなどを理解した上で、《男として、あなたの事が好きです。》という事を伝えるようにしていました。
これはホルモン注射を始める前も後も変わりません。
ただ、注射をした後の方が相手が混乱する事が多かったです。ホルモン注射をする前は声や顔立ちでリードされ、「何となくそうかもって思ってた。」と言われて、トランスジェンダーであることを理解されやすかったというか。
それがパス度があがると、その事実に相手がすごく驚いてしまうんですね。なので、タイミングを見計らった懸命な告白も、「ちょっと考えさせて」と生き地獄を味わされた事がありました。笑
基本は守ろう
恋愛経験が豊富というわけではありませんので、アドバイスなんてできないのですが、あなたの性的指向がどうであれ、お付き合いしたいと思える人と出会った事は素敵な事です。
マジョリティ(社会的多数派)でもマイノリティでも、自分の思いを押し付けるのではなく、相手を大切に思う気持ちが滲み出た言葉や行動をもって関わっていく方が、周りからも祝福されるのではないでしょうか。
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*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。
