2017年2月17日更新

FTM・FTX体験談

性同一性障害、男だから・女だからという表現は、不快だ。

FTMのけーとです!突然ですがあなたには兄弟はいますか?僕には妹がいて、こどもの頃は「年上なんだから」と何かと手伝わされたものです(笑)
先輩だから、後輩だから、大人だから。今回はそんな表現の中でも性別に偏った、「男だから」とか「女だから」という表現について思うことを書いていきます。

習慣の中に根付いた性別への強制力

人間が気づいてきた多くの文明には、男が狩りや畑を耕すといった力仕事をし、女がこどもを育て家を守るというように分担されている描写が多いです。

日本では最近になって女性が社会で活躍するようになってきたと感じますが、企業によってはまだまだ不平等な制度でしかないことも事実かと思います。

例えば結婚してこどもが産まれ、産休後の育児休暇で休職しているのは女性が圧倒的に多いのではないでしょうか。(個人的な印象です)
それからビジネスチャンスにおいても、男性には既婚・未婚問わず、転勤や新しいポストへの挑戦が舞い込みやすいように思いますが、既婚女性のチャンスについていくという男性はどれだけいるでしょうか?

身体的な役割は大切

男性は種をもっていて、女性は畑をもっている。それぞれが役割を果たすことで新しい生命が誕生するというのは、紛れもない事実です。僕個人がそれを果たせないことは何となく申し訳ないのですが…

個性と性別はまったく別物

しかしそれよりも、僕は僕の人生を思い切り生きたい気持ちの方が勝りました。もしも世の中が性別にもっと無頓着で寛容で、人柄や能力だけをみつめてくれるようだったら、マイノリティが受ける性別を元にしたいじめもグッと少なくて、それによって命を落としてしまう人も少ないのではないかと感じます。

GIDが感じる身体と心の違和感を拭えるかというと難しいですが、それは医学をもって解決できることです。

GIDは治療という選択によって生き方を選べるようになり、LGBTへの関心が高まった企業が勉強会を開いたり、福利厚生を見直すように変わってきた今、性別をひとつの判断基準にするのはナンセンスだと思っています。

いつがキーポイントになるのか

できれば義務教育の間に性別とアイデンティティについて理解できるようにしたいのが理想かと思いますが、限界もきっとあります。こどもたちは大人を手本として育っていくので、今ある常識を上書きするよう大人が変わっていくしかありません。

終わりに

男だから・女だからという言葉の表現そのものは、その人の価値観が生み出していて、ほとんどの場合悪意はありません。普段から言葉が与える力には気をつけたいものです。

 

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けーと

けーと

GIDの診断を受けたFTMts。現在はホルモン療法を受けている。 外資系企業にて正社員として働きながら、某NPO法人の講演補助スタッフとしても活動している。その他、独学で得た心理学の知識を元に、友人伝てに紹介のあったLGBT当事者の相談に応じ、メンタルケアを行なっている。

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