2017年3月15日更新

FTM・FTX体験談

尿道延長後、温泉の利用はどうしているか

私は男性ホルモン注射をし、胸オペ・内摘・尿道延長を済ませました。
尿道延長の手術が終わった後で、温泉や銭湯の利用はどのようにしているかについて、書いてみたいと思います。

尿道延長直後は温泉NG

尿道延長の手術後3日ほどは、入浴は完全に不可能です。というより、ベッドから動くことすら許されません。看護師さんに体を拭いてもらうことになります。
その後、シャワーが可能になります。シャワーができるようになったら、尿道付近を十分に洗って清潔に保たなければなりません。雑菌が入って、感染が起こるといけないからです。
そして退院後も3カ月ぐらいは、浴槽に浸かることは禁止で、シャワーのみとなります。これも感染予防のためでしょう。そもそも、退院後も3週間ほどはカテーテルをつないだままだし、出血も続いていて、シャワーするのも大変です。浴槽になど浸かれる状態ではありません。
3カ月経てば、入浴の許可は下りて、自宅のお風呂には入りました。
でも念のため私は、半年ぐらいは温泉や銭湯には入らないようにしました。不特定多数が入る浴槽では、自宅よりも菌が多いと思ったので、一応禁止期間を長めに考えました。もちろん病院では、とくにそのようなことは言われていないので、自己判断ですが、慎重になるにこしたことはないと思います。

尿道延長は見た目に変化なし

さて尿道延長後の温泉利用ですが、結論から言うと、手術前と変化なし、という他ありません。
なぜなら尿道延長とは、外見に変化が現れるような手術ではないからです。
尿道延長は、尿道の位置を陰核付近まで伸ばすというものです。そして、次の段階で陰茎形成をする際に、そこから陰茎をつなぐわけですね。陰茎形成をしていない段階では、見た目は手術前と何も変わりません。
要するに、男性器が付いていない状態なので、温泉に入る際にはタオルで股間を隠すことが必須だということです。つまり、胸オペだけの人、内摘までの人と変わりませんね。

温泉で重要なのは胸オペと陰茎形成

以上から、温泉に入るという問題に関して、尿道延長という手術はあまり関係がないことがわかります。
大きく変わるポイントとなる手術は、胸オペと陰茎形成だと思います。
とくに胸オペはFTMの場合、男湯に入るか、女湯に入るか、という分かれ目になるのではないでしょうか。胸オペが済んでいない場合、二次性徴抑制療法などで胸が膨らんでいない場合を除いて、男湯に入ることはかなり困難だと思われます。少なくとも私は、胸オペをしていない状況では、男湯に入ったことはありません。
胸オペをすれば、股間を隠す、またはエピテーゼを使うという方法で、男湯に入ることが可能になります。私も胸オペを済ませた段階から、女湯ではなく男湯に入り始めました。
次にポイントとなる手術は、陰茎形成でしょう。これが済んでない段階では、隠したりエピテーゼを使ったりと大変になります。私も一応温泉に入ることはありますが、周りが気になってあまりゆっくりできるとは言い難いので、好んで温泉に入りに行くということはありません。エピテーゼも、高価なものなので、買うことができないでいます。
私はまだ陰茎形成をしていないので、陰茎形成後のことはわかりませんが、この手術をすれば、もっと温泉にゆっくりと安心して入れるようになるかなと思います。

 

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熊野海斗

熊野海斗

戸籍変更・SRS(内摘・尿道延長)済の30代FTMゲイです。トランスとしての体験談に加え、FTMゲイという観点から、性指向の問題についても執筆していこうかと思います。

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