2017年2月2日更新

MTF・MTX体験談

パス度が低いFtM・MtFが「女性何名様、男性何名様でしょう?」と店員に聞かれた場合

さてさて。今回もなかなかに、「困ったちゃん難易度」の高い場面でのことを、書きたいと思います。

 

お食事やお酒に行くと、タイトルのようなこと、聞かれますよね? これは、性別によって案内する席が、異なってくるためと考えていますが――例えば、男性だったらカウンターに、女性だったらテーブルに――、やっぱり、「困ったちゃん発動!」だったりします。これがまあ、完全にパスしてるFtMさんやMtFさんだったら、なんら困ることはないでしょうが。ところがどっこい、私レベルの、「パス度なんか、全然見込めない痛い人」な場合には、大いに困るというか、「今って私。女の子に見えてるのかしらどきどき!」みたいになっちゃって、入り口からして冷や汗をかいてしまいます。

彼と一緒にいる場合

そこで。一緒にいるお相手、家族なのかお友だちなのか、それとも恋人なのか、などなどによって、さくっと出てくる返答が変わってきますよね。また、例えばですが。私が彼と一緒に、ちょっとお高い目のバーかなんかに、入ったとします。以下は、妄想劇でお送りしましょう。

 

店:いらっしゃいませ。お客様は……?(営業スマイル)

彼:女性一名、男性一名です。(横顔いけめん)

店:かしこまりました。こちらへ。(にっこり営業スマイル)

彼:行こうか?(正面もいけめん)

私:うん。うふふ♪(るんたった)

 

ごめんなさい。書いていて、ものすごく痛い人になってしまいましたね。だって、こんなふうな立派なお店って、ほとんど行ったことも入ったことも無いんですもん。

 

と、言い訳はここまでにしておいて。パス度もかなりな影響力を持っていますが、一緒にいる人たちの影響力も大きいです。事情を知っていてくれれば、迷わず性別が決まるだろうと思いますが、これが初対面の方と、しかもお仕事関係でお店に入る、なんてなったら。私だったら、迷わず逃げ出します。ウソです。もう、お店の人の判断に委ねるしか、道は無いんじゃないかなって思いますね。

一緒にいるのが相手のことをどのくらい受け入れているのか

考えていく上で難しいのは。「GID当事者でない人」だったら、相手のことをどのくらい受け入れているのか。「GID当事者」だったら、自分自身を決定付けている性別――性自認ですね――を、迷わず言えるのか。とっさの場面で、ここまで高い難易度の選択を迫られているわけです。

「迷わず言う」=「性自認と同じく、その性での社会経験が、充分にある」

と言っても、間違いないのですから。

 

なんだか、あまりに絶望感のあふれまくった記事になってしまいましたが。読んでくださっている皆さんが、全員完パスと言うわけではないと思いますので(もしそうだったら、私なんかが記事を書く資格、ありませんよ)、こんな場面も想定しておくのも、悪いことじゃないかな。そう思いつつ、今回は書いてみました。

 

ご参考にはならないと思いますけど、笑いのネタ程度にはなるかなあ?

 

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越谷 朋美
5月7日生まれで、のんびりな牡牛座。GIDで、MtFです。注射開始からもうじき2年。精神にもたくさんの障害が。でも、女の子の身体を取り戻すべく、日々奮闘治療中。いつか心と一致した身体になれると、夢見がちテイストな毎日を送っています。パス度は、無きに等しい痛い人。ブログは気が向きましたらどうぞ。→MtFだよ♥女の子だよ♀

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