2017年2月9日更新

FTM・FTX体験談

内摘=SRS済みのFTMの方がかかりやすい病気は?「腸閉塞」に注意!

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熊野海斗

熊野海斗

戸籍変更・SRS(内摘・尿道延長)済の30代FTMゲイです。トランスとしての体験談に加え、FTMゲイという観点から、性指向の問題についても執筆していこうかと思います。

内摘のリスク

内摘は戸籍の性別変更の要件になっているので、この手術を受けるFTMの人は多いです。
しかし、手術である以上、リスクを伴います。
手術そのもので臓器を傷つけたり、輸血が必要なほどの出血、あるいは麻酔によるリスク。
術後には感染症や、血栓症を起こす可能性もあります。
さらに長期的に見れば、骨粗鬆症の危険もあります。
その中に、癒着、そしてそれによる腸閉塞の問題があります。

内摘後の癒着

癒着というのは内摘に限らず、お腹を切る手術をすると高い確率で起こるものです。
傷ができると、その傷は開いたままではなく、塞がっていきますよね。
手術でできた傷も同じで、塞がり、くっついて、それによって治っていきます。
しかしそのときに、くっついてはいけない他の部分とくっついてしまうことがあります。
これが癒着です。
癒着が起きたところで、何の問題もない場合もあります。
しかし、今後何らかの病気にかかって手術が必要になった場合、癒着があることで手術が難しくなるなどの可能性があります。
そして、以下で説明する腸閉塞のリスクもあります。
腸閉塞は、手術直後に起きなくても、何年後かになって引き起こされる場合もあるので、油断はできません。

腸閉塞とは

腸閉塞とは、腸が詰まってしまって、痛みや吐き気が起こる病気です。
重症になると、全身症状も起こり、危険な状態になります。
この病気の原因には様々なものがありますが、内摘後の問題としては、先ほど説明した癒着です。
癒着があると、腸が折れたりねじれたリすることがあります。
それによって、腸が詰まってしまうということです。
腸管に血流障害が起こるなどして、腸管が壊死してしまう場合もあります。
こうなると緊急に手術が必要ですが、手術をすると、再び癒着が起こる可能性も出てきます。

腸閉塞を防ぐには

これを防ぐには、まず手術後の癒着をできるだけ防ぐことが大切です。
手術後、動く許可が出たら、できるだけ早めに体を動かすことが効果的だそうです。
この点、尿道延長を内摘と同時に行う人は厳しいかもしれません。
尿道延長手術は、術後しばらく動かないほうがいいからです。
その場合でも、せめてベッドの上で向きを変えるなど、尿道に影響を与えない範囲で動いた方がいいでしょう。
それでも完全に癒着を防ぐことは困難です。
腸の働きが悪くなったり、高齢になると、癒着の程度が悪化することもあります。
そうなると当然、腸閉塞の危険度も上がってしまいます。
したがって、ストレスを避けたリ、腸の働きを良くする健康的な生活を心がけるしかなさそうです。
適度な運動をしたり、乳酸菌や食物繊維を摂ることでしょうか。
腸の働きを良くし、できるだけ悪化させないようにすることが大切です。

おわりに

内摘をしたFTMの人は、腸閉塞のリスクは常にあると考え、健康的な生活を心がけたほうがいいでしょう。
それ以外にもホルモン注射の影響などもありますし、定期的に検診を受け、体調管理に努める必要があるといえます。

 

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戸籍変更・SRS(内摘・尿道延長)済の30代FTMゲイです。トランスとしての体験談に加え、FTMゲイという観点から、性指向の問題についても執筆していこうかと思います。

*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。

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