2017年1月23日更新

MTF・MTX体験談

先生だって悩んでる!(後編) ~現役小学校教諭とGIDについてお話ししました~

後編をお届けしますね。

 

さて。これはほぼ雑談の中から、私が感じ取ったことなんですが。セクシャルマイノリティについて、公教育の場で指導が遅々として進んでいないのには、大きな理由があるんじゃないかな。と言うよりも、根幹を垣間見た気がしたんです。

 

上記の文字通り、「指導」、つまり学習指導要領を告知している、文部科学省の人たちの頭が、一番固いからじゃね? と言うこと。言い方を変えれば、上の人たちの考え方が、いつまでたっても変わらないから、現場の先生たちは、ものすごい苦労をしてるんじゃないかなあ。と言うこと。

 

保健体育の評価。「あゆみ」に載せる学習評価は、それこそ、学習指導要領に従って判断されます。平たく書いてしまうと、「どれだけ学習指導要領の通りに、認知・判断・実行できたのか?」が、評価の決め手というか判断材料なんですね。乱暴な書き方をすると、どんな児童であっても、学習指導要領に沿った、「学習」をして行けば。「こなせば」でも、同義ですが、それでおっけいもんだいなっしんぐ。

 

大もとの部分はここなんですよ。先生たちだって、受け持っている児童たちを、高く評価したいし、良いところをもっともっと良いように、伸ばしたい。そう思っています。でも、その「邪魔」をしているのは、学習内容を決めている、学習指導要領なんです。ものすごいアイロニーですよね。

 

こんな、大きな矛盾点が、教育の現場にごろごろと転がっているわけですから、先生たちの苦労も、察することができようと言うもの。そして、なによりも「被害」を受けているのは、学校の主人公である、児童たちなんですよ。これでは、公教育の場でセクシャルマイノリティを語りたくても・触れたくても。先生たちが断念してしまうのも、ムリもないことです。聖職者と呼ばれる身分であっても。先生だって悩んでいる、一人の人間なんですから。お給料をもらえなかったら、生活できません。

 

今回の、お話しした機会を通じて、私はもっと、地域家庭の力を着けていくべき、と感じました。そして同時に、先生たちを応援しようとも。あたり前のことですけど、学校、地域、家庭。この三つ巴が、子どもたちのこれからを握っているんだと、強く思ったんです。変わらないものはない、変えられないものはない。私たちの行動が待たれています。

 

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越谷 朋美
5月7日生まれで、のんびりな牡牛座。GIDで、MtFです。注射開始からもうじき2年。精神にもたくさんの障害が。でも、女の子の身体を取り戻すべく、日々奮闘治療中。いつか心と一致した身体になれると、夢見がちテイストな毎日を送っています。パス度は、無きに等しい痛い人。ブログは気が向きましたらどうぞ。→MtFだよ♥女の子だよ♀

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