
田中 実

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性同一性障害は、体の性別と心の性別が一致していない・違和感を持っている状態をいいます。英語でいうと、「Gender Identity Disorder」略して「GID」とも呼ばれます。人間の性別や性的趣向を考える上で、体の性別・心の性別・性的対象の3つが重要となります。ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・ノンケ・同性愛など、様々な言葉が飛び交っていて、一体自分はどれに当てはまるのだろう?と混乱している人もいるかもしれません。
それでは、性同一性障害は、どのような状態なのでしょうか?例えば、Aさんは体の性別が男・心の性別が女・性的対象が男です。こんな時、Aさんをゲイ・同性愛者と勘違いしてしまう人もいます。しかし、Aさんの恋愛状態は本人からするとノーマル(ノンケ)の恋愛と変わりません。
Bさんは、体の性別が男・心の性別が男・性的対象が男であり、ゲイ・同性愛と呼ばれる状態です。AさんとBさんは、一緒の性的趣向と思われがちですが、全く異なります。決定的な違いは、体の性別と心の性別が異なるか、否か。自分が生まれ持った体と、自分が思っている性別が異なる状態を、性同一性障害と呼ぶのです。
性同一性障害の人は、体の性別と心の性別が一致しない違和感・不安感・嫌悪感をもって生活していきます。想像できないかもしれませんが、今女性のあなたが服を着替えなければいけないとき、男性の更衣室で服を着替えなければならないとしたらどう思うでしょうか?女性トイレに入って、「男性トイレに行きなさい!出ていけ!」と悲鳴をあげられたら、どんなに辛い思いをするでしょうか?
そんな性同一性障害の人達の中には、性別適合手術を行う人がいます。体の性別を心の性別に合わせて手術を行います。男性から女性、女性から男性どちらにも適合できます。日本でも行うことができますが、性適合手術の技術が発達しているタイで手術を受けている人もいるようです。
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田中 実

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*記事は各ライター個人の体験談や考えでありGID当事者全員の考えを表しているものではありません。
またその内容によって特定のセクシャリティーを差別するものではありません。
*治療などの医療行為は医師にご相談ください。
